昆布(こんぶ)

 

そもそも 昆布っていったい何? でしょう

 

海草 と 海藻 同じように かいそう と読むのですが・・・

昆布は、 藻  海藻です(*^_^*)

 

海草と 海藻の 違い ってなに

草っていうのは、

海でも陸でも おんなじで

が出て、茎(くき)がのびて、が出て、が咲いて、最後に種子(しゅし)<たね>ができて、

その種からまた 芽が出て・・・となる植物のことで、

代表的な海草は、アマモ・スガモ・ウミヒルモなどです

海藻区別しやすいように うみくさ ともよばれています

 

藻っていうのは、

水の中にいながら

光合成(こうごうせい)をして胞子(ほうし)というもので増えていく植物のこと

 

 

ん~~~

光合成ってなにかしら・・・

 

光合成ってなんでしょう

 

私たちは、ごはんを食べて、力をもらっていますね

そのごはんが、昆布にとっては、太陽の光なんですよ

太陽の光で大きくなっていく!!! まさに おひさまのちから(*^_^*)

 

この光合成によって、たくさんの海の生き物にとっての大切な酸素(さんそ)が作られ

海がきれいになることにも かかわっているのです

 

 

昆布のメカニズムを知りましょう

コンブ

 

昆布って、海の中に何か岩のようなものにくっついて、ゆらゆらゆれている~ イメージですね・・・

 

岩にくっついている部分は、根かな?と思っていたら

根じゃない!・・・ってことで、付着器(ふちゃくき)っていう部分だとか・・・

昆布を作っている方々からは、「ガニアシ」ってよばれてるそうですよ

コンブ

 

わたしたちが、食べているのは、昆布の葉<葉状部(ようじょうぶ)といわれています>

昆布の葉の色って、茶色というか褐色(かっしょく)っていうか そんな色ですね・・・

こんな褐色の色の海藻を褐藻(かっそう)っていうんですって

他にも 緑色の緑藻(りょくそう)

あかい 感じの 紅藻(こうそう)

食べられるのは、昆布のような 褐藻 だけなんですって!

コンブ

 

大きさはというと

長さが2mくらいのものから 大きいものでは10m位・・・ながい!!!

横の幅も60cm以上になるものも・・・

コンブ

 

あまり海の深いところでは、ごはんとなる太陽の光がとどかないので、

海に5m~7mもぐった位のところにゆらゆらと 育っているんですよ!



昆布の成長

 

どんな風に昆布は大きくなっていくのでしょう

 

*・*・* こんな 物語があります *・*・*

大きな昆布が、ありました

この昆布から 小さな小さな おたまじゃくしのようなものが、たくさん とびだしてきました

おたまじゃくしさんは、遊走子(ゆうそうし)とよばれています

この 遊走子さん 24時間しか泳いでいられる力がないんですって がんばれ~です

いっしょうけんめい泳いで、おいしい海水と お日様がよ~くあたる場所をみつけます★

ここで、暮らしていこうと 決めた 遊走子さん達は、立派な岩をみつけました

この岩なら 大丈夫!

と考えた 遊走子さん達は

流されないように 自分のからだをしっかりと 岩にくっつけました

遊走子さん達は、それから成長してようやく顕微鏡(けんびきょう)でみれる位の大きさになります

ある 遊走子さんは、男の子になり 雄性配偶体(ゆうせいはいぐうたい)

と呼ばれ

また ある 遊走子さんは、女の子になり 雌性配偶体(しせいはいぐうたい)

呼ばれました

どんどん 大きくなって 男の子は、精子をつくり  女の子は、をつくり

この二つが、一つになって、成長し幼胞子体(ようほうしたい)と呼ばれ

 

やっと 人が目でみえるくらいの大きさになりました

この幼胞子体は、昆布の形をしていて まさに 昆布のあかちゃん です

 

昆布のあかちゃんは、さむ~い冬に耐えて 春になり暖かくなると

ものすごい勢いでどんどん大きくなりました

どんどん どんどん 大きくなって、には、大~きな昆布になりました

 

一年目の昆布ですね!

 

秋になって 今度はまた

遊走子さんたちを 沢山 海にはなち

やがて かれていきました

でも・・・・・・・・・

 

岩にくっついている 付着器は、しっかり残って寒い冬を耐えていきます

 

春になり また 暖かくなると 大きく 大きくなり

長い葉になり また 厚みもある 立派な昆布になりました

二年目の昆布です

この二年目の昆布も また 遊走子を海にはなちます

そして 枯れてしんでしまいます

 

これで 昆布の 生涯は、おわりました

*・*・*    *・*・*

昆布って、二年で寿命なんですね・・・

 

 

それでは、昆布を絵でみてみましょう

岩にくっついているところが、付着器でしたね!

付着器の上のすぐ上に細くなった部分があります

茎のような部分がありますね これを茎状部(けいじょうぶ)っていいます

 

その茎状部の上にひろがった葉の部分を葉状部(葉状部)と言います

私たちが食べているのは、この葉状部です

 

 

葉状部は、茎に近いところが、あたらしく 葉の先になるほど ふるいものになります

 

葉(葉状部)の元のほう 子葽班といわれるところで 胞子がつくられます

秋になると ここから たくさんの遊走子がとびだしてくるのです

その数がすごいのです

1cm×1cmの四角の中に約1.000万 (@_@。

凄すぎて 想像がつかないですね・・・

 

私たちは、この 二年目の立派な昆布をいただいているのです

ありがたいですね!!!

おいしく 栄養たっぷりの昆布を あますところなく いただきましょう

昆布への感謝をこめて(^-^)

 

昆布漁

7月の半ば~9月の半ば

昆布を収穫します

 

一日で昆布がちゃんと干しあがるような

お天気の良い日に

漁がおこなわれるそうです

 

一人か二人のれるような小さな船で、

漁にでます

箱メガネ というもので

水中をのぞいて

昆布をみつけたら

「まっか」と呼ばれる

先が二つに分かれている長い竿のようなもので、ひっかけてとるそうです

昆布は、海からひきあげられたら、吊るすようにしてほされたり

小石が敷き詰めてあるところで干されます

 

小石が敷き詰められた上にほされた昆布

昆布 大きい~~~~~と改めて感じますね!!!







こんぶの歴史

 

こんぶはいったいいつから・・・たべものとしてあるのでしょう???

 

歴史的には あまりにも ふるくからあり いつだれがどこから・・・というものが、文書として残ってない

ということなのですが・・・

 

日本においての 流れを みてみましょう・・・

 

日本でいうところの縄文時代

 

日本では、縄文時代といわれているころ

約1万5千年前~約2300年前<紀元前131世紀頃~紀元前4世紀頃>

 

世界史的にいうと中石器時代~新石器時代にあたります

 

ずいぶん 昔ですよね・・・

 

その縄文時代の終わりころ

中国の江南地方 <中国で一番長い川である長江の下流のあたりの地域>から

日本にやってきた人々が、交易(こうえき)<国と国などで、お互いに物品を交換すること>や

献上品(けんじょうひん)<位の高い人に物品を差し上げること>としてもちこんだのではないか・・・といわれています

 

つまり これあげるから なかよくしましょうね・・・みたいな感じでしょうか

 

鎌倉時代

鎌倉時代<1185年ころ~1333年>の中期よりあと 

こんぶの交易船が、北海道の松前と 本州の間を いったりきたりするようになり

この時から 私たちが、普通に食べ物としてたべるようになったようです

 

江戸時代

 

江戸時代になって、「北前船」(きたまえぶね)

でいろいろなものの売り買いの中心である大阪に 昆布がはいってきました

 

北前船とは・・・北海道の松前から日本海を南に下関から瀬戸内海を通り大阪

  

大阪は「天下の台所」といわれます・・・それだけ いろいろなものが、集まっていたんですね

 

昆布を運んだ航路(こうろ)つまり 船での行き来 を まとめて 「こんぶロード」というそうです

 

そのあと 江戸<今の東京>、九州、琉球王国(りゅうきゅうおうこく)<今の沖縄県>、清(しん)<今の中国>へと

どんどん ひっろがっていったようです

 

昆布という名前は、だれがそう呼び始めたのでしょう

 

こんぶという呼び名のもとは

北海道にそのころから住んでいるアイヌ人コンプと呼んでいて

 

それが、中国に入って

 

また 日本に新たに 入ってきたときにコンブになった

のではないかといわれています

 

 

いかがでしたか・・・

なにげなく たべている昆布ですが、

昆布の生涯をみると もっともっと しっかりと たべてあげなくては(*^。^*)

有難く 昆布をたくさん 食べて 健康な毎日を おくっていきたいですね☆彡