ごはん おいしいですね
おいしいごはんを炊くための
ほんのちょっとしたコツを
ご紹介します
白米・玄米・麦米・雑穀米などなど
炊飯器でも 鍋でも 土鍋でも
ごはんだけで いくつもの味があります
あなたのお家では、どんなごはんですか?
新しい味に出会うかもしれません
もうこれしか食べない・・・といわれる方も
いらっしゃるかもしれませんが
何があるのか・・・最後までご覧になって下さい
白米の炊き方
白米の洗い方
今は精米技術が進んであまりごしごしすると栄養も旨味もなくなってしまいます
優しく優しく おいしくな~れと 洗いましょう
☆豆知識・・・お米のとぎ汁☆
お米のとぎ汁ってなんだとおもいますか・・・
お米は発芽するときに自分が持っている栄養(タンパク質、脂肪)を
エネルギーとして、芽をだします
その栄養はラップのようにお米の粒を覆っていますそれを湖紛層(こふんそう)といいますが、
その湖紛層が、お米を洗うときに水の中に流れ出てしまうのです
1、炊く分の米をはかりましょう
注意1、 一合は、180cc分で、お米専用の計量カップにすりきり1杯です
つまり 200ccのカップ一杯だと 一合を超えてしまいます
乾いた手で計りましょう
カップにお米を入れすりきり一杯が一合ですので、炊く分をボールに入れます
2、水をいれます(炊飯器の内釜でOK)
計ったお米が入ったボールにたっぷりと水をいれます
*さっとかき回したらすぐに水を捨てます*
注意2、 お米は乾燥しているので、すぐに水を含んでしまいます
お米のまわりについている汚れも吸い込んでしまいますので結構時間との闘いかもしれません!汗
水をすこしずつ入れながら両手をすりあわせるように洗います
4、濁り水を捨てます
*3,4 を2回してください*
注意3、 このくらいで、水が澄んできますのでOKです
5、水をたっぷり入れます
ポイント:米がしっかり水を吸収するまで1時間そのまま置きます
急ぐときでぬるま湯につけ30分はおいてくださいね
白米の水加減
水に浸したあとザルにあげ新しい水で炊く場合・・・米と同量の水を入れて炊きます
炊飯器の内釡や土鍋などに浸けたまま炊く時・・・米を浸すときに米の1.2倍の水を入れて浸し炊きます
白米の炊き方
ポイント:必ず平にならしましょう・・・お鍋の中をまっすぐにならしてくださいね
炊飯器・・・使われている炊飯器にお任せしましょう
鍋で炊く場合・・・
1、中火
2、沸騰してきたら弱火
3、そのまま10分
4、火を止め10分蒸らす
5、混ぜる
土鍋の場合・・・
1、中火~強火
2、沸騰してきたら弱火
3、そのまま5分
4、火を止め10分蒸らす
5、混ぜる
☆土鍋は、沸騰したら火を止めて充分蒸らせばおいしいですが、私はこの方法で炊きます
写真を参考しして下さい
火を止めるタイミングは、時間でOKですが、
鍋底からピチピチと音がしだしたら炊きあがりの
合図です。耳をすまして聴いてみてください
圧力(活力)鍋・・・浸水もしなくてよいです 詳しくは、ページの最後をご覧ください
ポイント:蒸らしたあとは、しっかり混ぜましょう!釡のまわりからはがしていくようにしゃもじを一回りさせ
次に四つに分けて(十文字をつけて)底を上にあげていくように空気にふれさせてくださいね
写真はもち麦と黒米を一緒に炊いたごはんです
炊きあがり少し蒸した後、写真のようにごはんを
上下ひっくりかえすように混ぜ余分な水分を飛ばし
全体的においしいごはんにしてあげましょう
☆おいしいごはんができました☆
胚芽米の炊き方
胚芽米(胚芽精米)とは、お米の種子の胚芽(ビタミン剤のようなもの)を残すように特別な方法で精白したお米で
玄米よりも食べやすく消化吸収されやすい 優等生
つまり
☆健康と美味いを二つもっているお米なのです☆
☆豆知識・・・胚芽米とは☆
胚芽米ってなんでしょう・・・お米の外側の堅い皮や胚乳を
特殊な方法で取り除き胚芽だけを残したものです
お米は、種・・・その種の中には、もう芽をだして根や葉になる基ができています
その基の部分が、胚芽なのです
胚芽にはタンパク質、脂肪、ビタミンとミネラルといった栄養が沢山含まれています
なかでも
ビタミンB1・・・糖質をエネルギーに変える働き
ビタミンE・・・老化防止、動脈硬化抑制、ガン抑制など生活習慣病予防
が多く含まれています
胚芽米の洗い方
胚芽米は、ほとんど洗わないくらいでOKです
はかった胚芽米に水をいれ→軽くかき回し→すぐに水を捨てる→
そして水に浸します
胚芽米の水加減
水加減は白米と同じです
炊飯器・・・使われている炊飯器にお任せしましょう(精白米でOK)
鍋・土鍋の場合・・・
1、弱火で炊きましょう
2、沸騰してきたら・・・
3、そのまま5分
4、火を止め10分蒸らす
5、混ぜる
☆鍋・土鍋は、一混ぜした後も少し蒸らした方がおいしいです
圧力(活力)鍋・・・浸水もしなくてよいです 詳しくは、ページの最後をご覧ください